活動紹介一覧Activities Introduction List
目と耳と鼻で感動体験(鹿児島修学旅行)
11月11日(水)~13日(金)の2泊3日で6年生が、鹿児島修学旅行に行ってきました。今年は、新型コロナウイルスの影響で東京の修学旅行を取りやめ、代わりに「Go To トラベル」と飛行機を利用して、目的地を鹿児島としました。
1日目は、静岡理工科大学やFDA、富士山静岡空港の方々の御協力で、飛行機や空港のことを学びました。その後、FDAを使って鹿児島に向かいました。初めて飛行機に乗った男の子は、「出発するときに体が引っ張られて怖かったけれど、その後はほとんど揺れなくて鹿児島まであっという間だった。」と、とてもうれしそうでした。
2日目は、島津家別邸「仙巌園」や維新ふるさと館に行ったり、桜島を見たりしました。夜は指宿のホテルで砂蒸し風呂体験をしました。女の子たちは、砂の熱さも関係なくゆっくり体を温めていました。
3日目は、薩摩富士と言われる開聞岳を見たり、知覧特攻平和会館でお話を伺ったりしました。自分たちのお兄さんとほぼ同年代の若者が、命をかけてお国のために「笑顔で戦う」姿に、子供たちは様々な思いを抱いたようでした。
あっという間の修学旅行、東京とは違う体験の中で、子供たちは歴史の重みをひしひしと感じていました。それと同時に、こうして安全に楽しく行ってこられたのが、多くの方々のおかけであることをしみじみと感じました。
「6年生、行ってらっしゃい」
11月11日(水)学校に残った1~5年生が、修学旅行へ出かける6年生をグラウンドから見送りました。修学旅行の目的地は、「鹿児島」です。今回のお見送りは、富士山静岡空港から飛行機で出発する6年生を、残った子供たちと職員でグラウンドから見送ってあげようと企画したのです。
みんなでグラウンドに「坂小」の人文字を作って待機していると、それを見ていた坂部保育園の年長さんも、キラキラのボンボンを持って加わってくれました。
そして、午後1時25分。最初に飛行機のエンジン音だけが聞こえてきて、次に、坂部上空と同じ真っ青な色のFDAの機体(写真の赤丸部分)が、グラウンド上空を通過していきました。地上の子供たちは、まるで飛行機に乗っている6年生の姿が見えているかのように、「行ってらっしゃ~い。」と大きく大きく機体に向かって手を振っていました。
「坂部小学校は見えるかな?」と機内で必死に学校を探していた6年生には、こんな上級生思いの下級生の気持ちが、ひしひしと伝わったことでしょう。「ありがとう1~5年生、そして年長さん。気を付けて行ってきます。」
地域の皆様と安全への備えを確かめ合いました
11月6日(金)、坂部小学校防災連絡会議を行いました。この会議は、有事の際に避難所となる本校で、坂部区役員の方々と学校とが連携をとれるようにと、毎年行っているものです。
今回は、まず、各町内会長様から12月6日(日)の地域防災訓練時における訓練内容についてお話をいただきました。次に、実際に本校体育館が避難所となった場合の非常電源装置の扱い方を学んだり、簡易ベッド、間仕切り、簡易テントの組み立てを行ったりしました。実際にベッドに寝てみた方からは、「ちょっと固くて寝づらいけれど、仕切りによって個人のプライバシーが守られるのでありがたい。」といった感想が出されました。また、板倉区長様からは、「いざというときのためには、こうした資材の保管場所が必要となるが、充分なスペースがないので、今後検討しなければ…。」といった区のリーダーとしての意見も出されました。
本校が避難所とならないことが何よりですが、いざというときは、地域と学校とが連携をして避難所運営を行っていきたいと思います。
飛行機の秘密をたくさん教えていただきました
11月4日(水)、(株)フジドリームエアラインズの方々をお迎えし、飛行機の秘密や富士山静岡空港のこと、搭乗の際の注意事項等についてお話をいただきました。これは、今月11日(水)からの鹿児島修学旅行に向けた事前学習の一つです。藤田機長からは、機内は常に空気を循環していたり座席等を消毒したりしてコロナ対策を万全にしていること、はさみ等の危険物は持ち込み禁止であることなど、具体的なお話がありました。また、機長の持ち歩いているバッグからは、ヘッドセットやサングラスなど操縦に欠かせない道具を見せていただき、パイロットの仕事が、子供たちにとって少し身近なものになったようでした。
子供たちからは、「普段聞けないお話をたくさん聞けてすごく楽しかった」「飛行機から見える富士山や雲がどんなものか、今からとても楽しみです」という感想が出されました。
さあ、来週はいよいよ鹿児島修学旅行。飛行機を使った「特別な修学旅行」で、どんな発見があるのか今からとても楽しみです。目と耳と鼻をいっぱい使って鹿児島体験をしてきます。
コロナ禍での「特別な坂小運動会」
10月31日(土)、日本晴れの中、令和2年度坂小運動会を行いました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、5月に予定していた運動会を今日に延期しました。また、子供たちや御家庭の皆様の安全を考慮し、いつもの運動会と種目を変えたり時間を短くしたり、応援も控えめにしたりしました。
そして迎えた本番。子供たちは、徒競走や演技で、これまでの練習の成果を思い切り発揮できていました。特に、今年初めて行った体力アップ種目では、朝や昼休みの時間を使って自主的に取り組んできた一輪車や縄跳び等の種目発表がとてもすばらしかったです。「こんなに竹馬に乗れるようになったよ」「縄跳びでこんな技ができるようになったよ」と、子供たちのやる気と笑顔が毎日のように高まっていき、その成果を、一人一人が自信を持って発表できました。。
コロナ禍で子供たちにとっても私たち職員にとっても「特別な坂小運動会」でしたが、子供たちは、満足した顔で閉会式を迎えました。
大変お忙しい中、子供たちのがんばっている姿を見にいらしてくださった御家庭の皆様、本日は誠にありがとうございました。これからも、本校への御支援・御協力をよろしくお願いします。