牧之原市立坂部小学校

〒421-0412
静岡県牧之原市坂部468-1
TEL 0548-29-0200

活動紹介一覧Activities Introduction List

大井川は「電気を作る川?」

 10月7日(水)、「大井川の清流を守る研究協議会」の皆様をお迎えし、4年生が大井川のことについて学びました。まず初めに、65年前と今の大井川の違いを調べました。子供たちは、発電所が増えていることや川の水量が減っていること、海岸に砂浜がなくなってきていることなどに気付きました。講師の先生から「発電所が8個から15個に増えたこと」「そのために必要な水は水路を通って次の発電所まで送られているため、大井川を流れる水量が減ってしまったこと」などの説明を受けた子供たちは、川の役割について再確認しました。また、水量の減少にともなう砂浜の減少、養鰻業の衰退などについて知り、自然との共生の難しさを感じていました。
 私たちの生活になくてはならない水を生み出す大井川を、自分たちの手でどのように守っていけるか、真剣に考えていきたいと思います。協議会の皆様、ありがとうございました。

後期始業式(107日間の後期がスタート)

 10月5日(月)、後期始業式を行い、「高め合うステージ」が始まりました。「高め合うステージ」は、これまで学習や生活の中で身に付けた力を、友達との関わりを通して比べたり見直したりすることで、より自分を高めていく期間です。放送による後期始業式では、3人の代表児童がこのステージのめあてを発表しました。
 さあ、1年の折り返し。新型コロナウイルスによる行事等の変更で、これから運動会や観音山自然体験教室、修学旅行等が行われますが、こうした場面で、自分の思いや考えを伝え、話し合うことでより高い自分や学級を作り上げていきます。

前期終業式(88日間の前期が終了)

 10月2日(金)、前期終業式を行いました。4月当初の新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう臨時休校により、教育計画に大きな変更があったり新しい生活様式の中でいつもと違う学校生活になったりしましたが、子供たちは重点目標「夢中になって取り組む子」を目指して、勉強に運動にと充実した日々を送ることができました。これも、御家族の皆様をはじめ地域の方々のあたたかな声掛けや御支援のおかげと感謝しております。本当にありがとうございました。

小魚やエビがいっぱいの坂口谷川

 4年生が、常葉大学の関川先生や里やまの会の皆さんの指導のもと、坂部:坂口谷川の環境学習会を行いました。
 初めに、坂口谷川を含めたいくつかの川の水を実際に見たり、薬品を使ったりして汚れを調べました。この検査では、坂口谷川の水は「ややきれいな水」という結果になりました。
 次は、実際に川の生き物を調べることで、水質を調べました。最初はおっかなびっくりの子供たちも、腰まで水につかり、タモや手足をうまく使って次々に生き物を捕まえていました。「つかまえたよ。」と大声で叫ぶ子供たちからは、「坂口谷川にはギンブナやシマヨシノボリなど、たくさんの種類の魚がいました。」「よく見るとヤマトシジミやヨコエビなど、小さな生き物もいたのでびっくりしました。」などの感想が聞かれました。こうして捕った生き物からも「坂口谷川はややきれいな川」という結果になりました。
 「夢中」になって生き物捕りに取り組んだ子供たちは、改めてふるさと坂部の坂口谷川を「大切にしたい」と思ったようでした。

生ゴミで電気が作られるなんて「すごい!」

 9月10日(木)、4年生が「総合的な学習の時間(わくわくタイム)」で、バイオガス発電について学びました。これは、牧之原市内にある(株)ゲネシス(代表取締役社長:大橋様)の行っている事業で、生ゴミ等の産業廃棄物を原料に電気を作るというものです。メタン発酵処理という処理の方法では、東海地区では最大の処理能力の施設だそうです。
 子供たちは、今、社会問題となっている「食品ロス」をなくせること、さらに天候等に左右されず常に電気を作ることができることなどの説明を、目を見開きながら「夢中」になって聞いていました。質問タイムでは、次から次へと質問が飛び出し、子供たちの興味・関心の高さを感じました。
 子供たちからは、「バイオガス発電について初めて知りました。食品ロスの問題も解決でき、更に電気も作られるなんてすごいと思います。この考えを世界に広めてください。」「発電所が私たちの体の仕組みと似ていることを知り、びっくりしました。」などの感想が出されました。
 「捨てればゴミ、使えば資源」まさに、産業廃棄物が、こうして電気や肥料等に変わり、私たちの生活を豊かにするとともに、地球を守ることにつながることの素晴らしさを実感できた授業でした。ありがとうございました。

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