牧之原市立坂部小学校

〒421-0412
静岡県牧之原市坂部468-1
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いよいよ明日から16日間の夏休み

 8月7日(金)、「夏休みを迎える会」を行いました。いつもなら7月後半に行う会ですが、今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応として続いた臨時休校のために、この時期となりました。これまでは、8月からの急な暑さとマスク着用の生活の中で、子供たちは汗びっしょりになりながらも、勉強に運動に、そして学級づくりに「夢中」になって取り組むことができました。
 明日から8月23日(日)までの16日間、いつもよりだいぶ短い夏休みです。それでも初めての夏休みを迎える1年生は、「僕はお父さんとプールへ行くよ。」「私は家族でバーベキューをします。」と、夏休みならではの体験、挑戦を楽しみにしているようです。
 短い夏休みですが、「交通事故0」「水の事故0」「人に迷惑0」「病気、コロナウイルス0」の「4つの0」で過ごし、24日(月)には、笑顔100%でみんなが登校できることを、私たち職員一同願っています。

5年生が、かかし作りに挑戦

 8月6日(木)、5年生がかかし作りに挑戦しました。5年生は、6月、学校の田んぼにお米の苗を植えました。それが大きく成長していく中で、お世話になっている里やまの会などの方から、稲を食べてしまう西洋タニシのことや田んぼの周りの草刈りの大切さについて教えていただきました。そこで子供たちは、「自分たちで草刈りをしよう。」「自分たちのお米を守るために、田んぼにかかしを作りたい。」など、自分たちの田んぼを守るための色々な思いを膨らめていったのです。それが、今回のかかしづくりにつながりました。
 かかしづくりの先生は、里やまの会の杉本さんと岡部さんです。最初に竹を針金で組んで、それに稲をくくりつけたりバケツをかぶせたりしました。子供たちは初めてのかかし作りを友達と協力しながら悪戦苦闘していました。ようやくできた手作りかかしは、「坂部っち」や「みかんちゃん」です。思いのいっぱいつまったかかしが、5年生の田んぼをしっかり守ってくれることでしょう。
 御指導くださったり、見本のかかしを届けてくださったりした里やまの会の皆さん、本当にありがとうございました。

2年生 生活科「夏を楽しもう」

 8月6日(木)、2年生が生活科「夏を楽しもう」の単元で、水遊びをしました。子供たちは、最初、家から持ってきた水鉄砲で友達と水の掛け合いをして遊びました。追いかけたり追いかけられたりと、びしょぬれになりながら走り回っていました。
 そのうちに、砂場に水を貯めてプールにしたり、砂を水で固めて山の高さを競ったりと工夫して遊びました。中には、ホースを持ってジャングルジムに上り、上から水を掛けては「シャワーができたよ。」と大騒ぎしている子もいます。
 今年は、新型コロナウイルス感染症の対応でプールの授業がありません。だから、子供たちにとっては思い切り夏を感じることのできた活動になったようです。活動を終えた子供たちの顔は、夏の太陽にキラキラ輝いていました。
 子供たちにとって、この夏休みはどんな夏になるでしょう。

3、4年生が「リズム縄跳び」で学習の成果を披露

 今年度、本校では、自ら自主的に運動に取り組む子を育てようと、個人に「体力アップカード」を持たせています。このカードには、縄跳びや鉄棒などの色々な技が載っていて、体育の時間だけでなく、昼休み等も進んで挑戦できるようになっています。
 3、4年生は、体育の時間にこの体力アップカードでできるようになった技を使って、音楽に合わせた「リズム縄跳び」を行いました。そして、7月31日(金)~8月5日(水)の昼休み、「リズム縄跳び発表会」を行いました。放送で発表会のPRをしたり、グループの工夫した点を紹介したりと、見に来てくれた人を楽しませる工夫がいっぱいです。
 発表会では、全員で音楽に合わせて二重跳びやあや跳びなどを披露し、みんな汗びっしょりになりながらかっこよくリズム縄跳びを発表できました。また、見に来た人も思わず体を動かして、一緒になって楽しんでいました。発表している「夢中」の姿が、見ている人にも伝わったようでした。

水をきれいにするための仕組みを学びました

 7月22日(水)、中部健康福祉センターの方をお招きし、4年生が水の出前講座を行いました。これは、大切な水がどのようにきれいになり、それをどうやって守っていったらよいかを考える社会科の授業です。
 最初に、家庭から出された汚れた水が、どのようにきれいになって川へもどされるのかを学びました。「各家庭には、浄化槽という汚れを食べてきれいにしてくれる施設があること」「浄化槽には、合併浄化槽と単独浄化槽とがあり、合併浄化槽でないとすべての汚れをきれいにできないこと」などを教えていただきました。実際に、汚れた水がみるみるうちにきれいになって行く実験を見て、浄化槽のすごさにみんなびっくりしていました。また、私たちが水を汚さないように気を付けることとして、食べ残して流しに捨てないようにすること、油は新聞紙にすわせてなるべくゴミとして処理することなどを学びました。
 学習を終えた子供たちからは、「私たちが食べ物を残さないことが水をきれいにすることになるなんてびっくりした。これからは、全部食べきるようにしたい。」「浄化槽は、家を建てるときに庭に埋めてあった。こんな役目をしていたことを知って勉強になった。」といった感想が聞かれました。大切な水資源を、自分たちの手で大切に守っていこうと、子供たちは「夢中」になってセンターの方のお話を聞くことができました。

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