自分の身は自分で守ろう! 「お・は・し・も」
6月5日(金)地震を想定した避難訓練を行いました。いつもなら4月の始業式後すぐに行うところですが、今年は新型コロナウイルス対応による臨時休校でこの時期になってしまったのです。
今回のねらいは、①避難経路を覚えること、②身の守り方を身に付けることの2つです。子供たちは、「自分の命は自分で守る」ために、ねらいである「お・は・し・も」を意識して、真剣に取り組むことができました。
私たちは、子供たちの大切な命を御家庭からお預かりしています。その大切な命をしっかりと守る義務があります。だからこそ、こうした命を守る訓練は大切にしたいと考えています。
「黙って訓練に取り組むこと」「真面目に一生懸命取り組むこと」は、まさに「夢中になって取り組む子」の姿です。そうした夢中な姿でいっぱいの避難訓練でした。
坂部茶業委員会の皆様から、たくさんのお茶をいただきました
一番茶も終わった6月4日(木)、坂部茶業委員会(委員長:山本昌史様)の皆様から、たくさんのお茶をいただきました。この活動は、坂部地区の全荒茶工場から、一番茶を少しずつ集めて飲み茶に加工したものを、本校はじめ坂部区内の各施設に贈ってくださっているものだそうです。委員会の皆様からは、「『安全・安心』なお茶です。緑茶に含まれるカテキンは、ウイルス抑制効果があり、毎日飲むだけで体内の免疫力向上が期待できます。家であまり飲まれなくなったお茶を、ぜひ学校で飲んでください。」というお話がありました。
児童代表じまんづくり委員長からは、「私たちのためにありがとうございました。大切にいただきます。」というお礼の言葉が述べられました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響が、本地区の茶業生産にも大きく出ている中で、これまでと同様にお茶を贈ってくださった坂部茶業委員会の皆様に心より感謝申し上げます。この夏は、お茶のカテキンパワーで、「新型コロナウイルスに負けない丈夫な体」を作っていきます。
たくさんのおいしそうなお茶をありがとうございました。
牧之原市立坂部小学校 全校児童と全職員より
地域の方に教えていただき「田植え」をしました
6月1日(月)、5年生が、毎年恒例の「田植え」と「どろんこ遊び」を行いました。田植えでは、田んぼの中に入るのが初めての子がほとんどで、ぬるぬるした感じが気持ち悪かったりカエルなどの生き物が怖かったりして、なかなか田んぼに入ることができませんでした。でも、友達に誘われ「キャーキャー」言いながら入っていき、いつの間にか、どの子も楽しそうに田植えができていました。最初はうまくいかなかった植え付けも、里やまの会の皆さんの御指導のおかげで、まっすぐに植えることができるようになりました。
その後はお楽しみの「どろんこ遊び」です。担任の先生も加わり、みんなでどろんこになって「どろんこ遊び」を楽しみました。
最後は、田んぼのお世話をしてくださる須藤さんたちに説明をしてもらい、機械を使った田植えの見学です。手植えのようななめらかな機械の動きとものすごいスピードに、子供たちは驚いていました。
「夢中」になって田植えをし、「夢中」になってどろんこ遊びをし、ちょっとお米博士に近づきました。
「あさがお」とともに1年生も成長しています
5月25日(月)、1年生21名が、自分の鉢にあさがおの種を植えました。「大きくなあれ、大きくなあれ」と言葉を掛けながら水を掛けました。そして次の日からは、朝登校してカバンの支度を終えると、真っ先にあさがおの水やりです。ここでも「大きくなあれ、大きくなあれ」。子供たちは今か今かと、芽の出ることを楽しみにしています。
5月28日(木)、ついに芽が出ました。いつものように朝、水やりに来た1年生は「先生、私のあさがお、芽が出たよ。」「僕のは2つも出たよ。やったー。」と大喜びです。「僕のはこんなに葉っぱが大きい。」「私、小さいのもある。」とワクワクが止まりません。まさに、あさがおに「夢中」です。そんな中で、大きさや色、数の違いに気付いていました。
そして29日(金)の帰り、最後の1年生の芽が出たのです。「やったー、先生、芽が出たよ。こっちのもそうじゃない。」とうれしそうにお水を掛けていました。そして最後に、「あんまりうれしくて、いっぱいお水を掛けちゃった。」と、かぶり慣れないヘルメットを直しながら言いました。
毎日の水掛を通して、あさがおの成長とともに、1年生の成長、そして素直で一生懸命な姿に触れることができました。この後の21名の成長がとても楽しみです。
終日授業が始まりました
5月27日(水)、段階的な学校再開(第3段階)の始まりです。今日からは、お弁当を持っての終日授業になります。1年生にとっては、初めての「業間休み」、初めての「昼食(お弁当)」。学校再開当初は、登校班について歩くのもやっとだった1年生ですが、1週間たってちょっとたくましくなってきました。額に汗をかきながらも、たくさんの荷物を持ちながらも、自分の力で一生懸命に歩いて、どの学年の子よりも大きな声で「おはようございます」のあいさつをしてくれます。そんな夢中になって登校してくる1年生(他の学年の子供たちも同様ですが)を見ると、「この子供たちのために『楽しい学校づくり』を全職員でやっていこう。」と、改めて身の引き締まる思いです。
5月も残りわずかとなりました。来週からは、いよいよ給食もスタートします。1年生にとってはどんな初めて体験があるか、今からワクワクです。