4泊5日の「第38回仲よし学校」が始まりました
10月15日(火)、坂部小学校PTA主催の「仲よし学校」がスタートしました。この活動は、今回で38回目、昭和58年(1983年)から長年にわたって続いている4泊5日の歴史ある活動です。
1日目は、開校式や本活動のお世話をしてくださる養勝寺住職:小松様のお話を聞く会を行いました。開校式は、多数の地域の方々に御臨席賜り行われました。改めて本校が、地域に支えられるとともに、愛された学校であることを痛感しました。また、小松様からは、昨年お亡くなりになられた高尾山石雲院の方丈様の「仲よし学校」に寄せる思いや、それを受けて「感謝の心、思いやりの心、がまんの心」を持って生活してもらいたいことなどのお話しをいただきました。
今日から4泊5日の生活には、テレビもゲームもありません。おうちの人にお願いもできません。でも、そのかわりに、たくさんの友達がいます。みんなでお風呂に入るのも楽しいと思います。困った時があったら自分だけで悩まずに、友達と相談をして「考え・やってみる」、そんなみんなで楽しみ、みんなで考える4泊5日にしていけたらよいと思います。
4泊5日の「仲よし学校」を終えた子供たちが、家に帰った時、少し大きくなった自分を見せられるといいです。
「PTAあいさつ運動」で元気と笑顔のあいさつを
10月9日(水)、PTAあいさつ運動を行いました。これは、PTA健全育成部員が校門前に立ち、登校してくる子供たちにあいさつの花を届けようと、毎月1回行っている活動です。今日も2人の保護者の方と未来のかわいい坂部っ子、そして本校職員が、子供たちに元気と笑顔のあいさつを広めてくれました。それに応えるかのように、子供たちは、いつも以上に大きな声で、「おはようございます」の返事をしてくれました。
坂部小学校には、朝からこうしてたくさんのあいさつの花が咲き誇っています。
大変お忙しい中、御協力くださったPTA健全育成部員の皆さん、本当にありがとうございました。
後期教育活動が始まりました
10月7日(月)、後期始業式が行われ、後期の教育活動がスタートするとともに、「高め合う」ステージが始まりました。
「高め合う」ステージは、これまで夢中になって取り組んできた自分を更に成長させるだけでなく、友達のよさをほめたり、うなずいたり、言葉で伝えたりしながら相手も高め、「自分も友達も高め合おう」とするステージです。仲よし学校や修学旅行(6年生)、持久走記録会や観音山自然教室(5年生)といった大きな行事だけでなく、毎日の授業や教育活動すべてを通して、より勢いのある坂部小学校を目指していきます。
3人の代表児童からは、「『できる』をもっと増やしたい」「挨拶ができるようになったので地域でもあいさつをがんばりたい」といった力強い決意の言葉がありました。その他の子供たちも、新たな気持ちで自分の目標を決めて後期に臨んでいました。
さあ、実りの秋です。勉強に、スポーツに、生活にと笑顔いっぱいで、夢中になって取り組んでいきます。
99日間の前期教育活動が終わりました
10月4日(金)、99日間の前期教育活動を終え、前期終業式が行われました。子供たちは、4月の始業式の時とは比べものにならないほど、落ち着いた態度で集中して会に臨むことができました。また、校長の話にも「二宮金次郎」「本間健三」などと素早く反応するなど、この半年間での成長を感じさせるすばらしい式となりました。
児童代表の言葉で発表をした1、3、5年の児童も、「字を丁寧に書けるようになった。」「みなスポ集会では、下級生の背中を押してあげながら、チームの回数をのばすことができた。」「持久走記録会や観音山自然教室では、友達に迷惑をかけずに過ごせるようがんばりたい。」などと、原稿を見ずに堂々と発表することができました。
さあ、いよいよ月曜日からは、第3のステージ「高め合うステージ」です。これまで自分の身に付けたよさを思い切り発揮するとともに、友達のがんばりを認め、お互いに高め合える学級、学校を目指していきます。
令和元年度教育活動も、折り返し地点です。保護者、地域の皆さまには、今後とも御支援・御協力をよろしくお願いいたします。
「環境教室」で水の循環について学びました
10月3日(木)、静岡県浄化槽協会志太榛原支部の皆様による「環境教室」が行われました。これは、限りある大切な資源・水を守るために、私たちのできることについて考えようと、毎年4年生を対象に行っている活動です。
この教室では、地球上の水をペットボトル130本としたら、そのうちの1本が私たちの飲める水、3本が北極と南極の水、そして残りの126本が海水であることを学習しました。また、浄化槽の中の微生物、バクテリアが汚れをなくしてくれること、私たちの使った水が下水道から川、海へと行き、最終的に自分たちの所に戻ってくるには30年かかること(水の循環)など、たくさんの水の不思議について学びました。最後に、水の中に2種類の紙を入れたペットボトルを全員でふって、一方の紙(トイレットペーパー)はすぐに溶け、もう一方の紙(ティッシュペーパー)はばらばらにならないことを実験することで、トイレでは必ず指定された紙を流すようにしないといけないことを確認し合いました。
本活動を通して子供たちからは、「まずは、自分たちが水を汚さないように、油や汚れた水は布で拭き取ったりこしたりしていきたい。」などの感想が出されました。限りある大切な資源・水をいつまでも残していくために、4年生の思いが世界中に広がるといいですね。