昔と今の米作りを体験したよ!
田植えから103日目の9月10日(月)、5年生が、里山の会や地域ボランティア、JAハイナンの方々に御協力いただきながら、稲刈り作業を行いました。最初に、地域の方から稲刈りの仕方や玄米が白米になるまでの流れを説明していただきました。そしていよいよ稲刈り体験です。まず、片手で持ちきれないほどに成長した稲を鎌で切っていきました。最初はうまくいきませんでしたが、少しずつこつをつかめたのか、テンポよく刈り取っていきます。短時間でしたが、貴重な体験ができました。次にコンバインでの作業です。たった10分ほど動いただけで、あっという間に稲刈り終了となりました。更にコンバインのすごいところは、刈った後、お米と茎を分け、その茎をひもで縛って・・・、たくさんの作業をこの1台で行えることです。改めて、手作業の苦労と機械作業のよさ・すごさを実感した5年生でした。
子供たちからは、「昔の人は、この田んぼを全部手で刈って、時間はかかるしつらいけれど最後までやったことがすごいと思った」「農家さんが毎日稲の状態などを気にして、一生懸命に育ててくれたお米なので、これからは一粒も残さず、大切に食べたい。」といった感想が聞かれました。
お米作りに興味を持ち、坂部の農業、日本の米作を支えてくれる人が出てくるかもしれませんね。
僕たち・私たち「エコ・リーダー」
9月9日(月)「4年生アース・キッズセレモニー」が行われました。これは、6月の「アース・キッズチャレンジ」を受けて、地球温暖化を防ぐために自分たちのできることは何かを考え、実践してきた成果を確認し合うものです。
子供たちはこれまで、自分の家で「人のいない部屋の電気を消す」「冷蔵庫を開けっ放しにしない」など、様々なエコ活動を行うとともに、家族への呼び掛けを行ってきました。そして、こうした活動が、温暖化を防ぎ、北極の生き物を守ること、世界の国の水害を防ぐことにつながっていくことを学びました。
今回、これまでの取組が認められ、県地球温暖化防止活動推進センターや牧之原市役所環境課の方々から「エコ・リーダー」として認定されました。センターの方からは、子供たちに「エコ活動をずっと続けよう、仲間を増やそう」とお話がありました。エコ・リーダーとなった18人からは、「地球温暖化を防ぐために、ガス、水道、電気の使い方に気を付けたい」「これからもエコ生活を続けたい」と頼もしい言葉が聞かれました。
「心と体がもっと元気になる食事」を目指して
9月3日(火)、学校保健委員会を開催しました。今年のテーマは「心と体がもっと元気になる食事」です。はじめに、保健JRC委員会による発表で「朝食」と「睡眠」についてのアンケート結果や食育クイズを発表しました。坂小の子供たちは、ほとんどの子が朝ごはんを食べてきています。睡眠時間も全国平均と同じくらいですが、なかには、12時過ぎに寝る子も数人いることがわかりました。その後、杏林堂薬局、管理栄養士の方の講話がありました。管理栄養士の先生は、朝ごはんを食べることの大切さや朝ごはんの簡単おすすめレシピの紹介をしてくれました。今回の学校保健委員会で学んだことを保健JRC委員会が中心となって全校に発信していきます。
子供たちからは、「少し早く起きて朝食の時間を延ばしたい」「私は、朝食を食べているから大丈夫と思っていたけれど、自分の朝食を振り返ると3つの栄養素がそろっていなかった」「しっかり食べて、健康な体でいたいです。」などの感想が出され、朝ごはんの大切さについて考えるよい機会になりました。
1年生が初めて長縄跳びに挑戦
9月13日(金)の「みなスポ集会(たてわり長縄跳び大会)」に向けて、休み時間に1年生と6年生が、長縄跳びの練習をしていました。6年生にお話を聞くと、「1年生が跳び方を教えてほしいというので、みんなで長縄跳び練習をやることにしたんです。」とのこと。6年生は、1年生の手を優しく持って、「1、2の3」とタイミングを取りながら跳び方を教えていました。1年生は、そんな優しい6年生のアドバイスを受けながら、縄の動きをよ~く見て、勇気をふりしぼって縄に向かっていきます。
最初は、ジャンプをしないで通り過ぎてしまったり、引っかかってしまったりとなかなかうまく跳べなかった1年生。でも、何回かやっているうちにタイミングがつかめてきたのか、1人、2人と上手に跳べるようになってきました。
できることがまた一つ増えた1年生の顔は、笑顔でいっぱいでした。そして、そんな1年生の姿を自分のことのように喜んでいる6年生の顔も、キラキラ輝いていました。「夢中になって取り組む子」って、すごくかっこいいです。
「夏休みのチャレンジ」をぜひ見に来てください
8月28日(水)、「夏休みチャレンジ発表会」を行いました。これは、「チャレンジする夏休み」を合い言葉に、子供たちの挑戦した成果を学級の友達に発表する会です。
珊瑚の絵を描いた1年生は、分からなかった色をお父さんに聞いてきれいに仕上げました。将来保育士の仕事に就きたいと考えている6年生の女の子は、アンケートをとって働いている保育士の気持ちや思いも調査しました。また、実際に仕事を体験し、その仕事の大変さとともに、将来への夢を膨らめたそうです。5年生の中には、大河ドラマで興味を持った井伊直政について継続研究をし、何冊もの冊子にまとめて発表をした子もいました。発表会では、絵や作文の発表だけでなく、大好きな動物の研究、福祉施設を訪問した体験談や職業体験談をまとめた物など、まさに「夏休みでなければできない様々なチャレンジ体験」の発表がたくさんありました。
子供たちの作品は、明日(8月29日)から9月9日(月)午前中まで、坂部区民センターに展示します。ぜひ子供たちのがんばりを見に来てください。そして、感想をお聞かせください。